外灘歴史紀念館(Waitan History Museum:展示、アクセス・行き方、感想など
外灘は、租界時代の西洋建築が残っており、観光スポットとして中国の国内外から多くの観光客が訪れています。この外灘の歴史を紹介しているのが外灘歴史紀念館です。
外灘とは
外灘(わいたん)とは、19世紀後半から20世紀前半にかけて租界が置かれた地域で、西洋風の建築が数多く立ち並んでいます。上海中心部の黄浦江西岸の中山路沿いのおよそ1km強の範囲です。
租界とは、中国の行政権や警察権など主権が及ばない外国人の居留地域のことで、1842年に結ばれたアヘン戦争終結時の南京条約により上海港が開港された後、イギリス租界を皮切りに設けられはじめした。
外灘の名前は、中国では「外国人の河岸」を意味します。英語では“bund”(バンド)と呼ばれ、「海岸通り」「堤防」「ふ頭」などを意味します。1910年代から20年代にかけて建設された石造りの西洋式高層ビルが今も残り上海の観光スポットになっています。対岸の近代的な高層ビルや電波塔が立ち並ぶ風景も含めて上海らしさを感じさせる場所で、中国の内外から多くの観光客が訪れています。ちなみに、河の下には観光トンネルがあり対岸に渡ることができます。
外灘から見た対岸の風景
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外灘歴史紀念館の展示
訪れた時は清掃か何かでクローズされていたところがあり、残念ながら全部を見られませんでしたが、規模は大きくはなさそうでした。
一見したところでは、解説パネルで外灘の歴史を紹介しているようです。映像も少しありました。
外灘歴史紀念館へのアクセス・行き方
外灘の北端にある人民英雄紀念塔という大きなモニュメントの足元にあります。地下鉄1号線または10号線の南京東路(Nanjing East Road)から歩いて13分ぐらいです。
ひとこと
人民英雄紀念塔の足元というか下にあるということを知っていれば、迷わないと思いますが、記念館の大きな建物があるわけではないので知らないと見つけるのに苦労するかもしれません。私はグルグルと探しまわってしまいました…。
info
外灘歴史紀念館/Waitan History Museum
- 訪問日: 2018年1月29日
- 開 館: -
- 入館者数: -
- 所在地: 中国・香港(500 Zhongshan East 1st Rd, WaiTan, Huangpu Qu, Shanghai Shi)
- アクセス: 地下鉄1号線または10号線の南京東路(Nanjing East Road)から徒歩約13分。人民英雄紀念塔の足元
- 入館料: 無料
- 開館時間: -
- 休館日 : -
- 公式サイト : -
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