スエズ博物館(National Museum of Suez):概要、アクセス・行き方、展示、感想など
スエズ博物館(スエズ国立博物館)は、スエズ運河河口のスエズ市にある、比較的新しい歴史系の国立博物館です。
※スエズ博物館の情報は、ネットなどで検索してもあまり見つかりません。訪れた際の体験や海外の新聞サイトなどを参考に本投稿をまとめました。
スエズ博物館の概要
スエズ博物館は、2011年5月に開館したようです。面積は5,950平方メートル。建設予算は4,200万エジプト・ポンド(2011年頃のレートを1エジプト・ポンド=13.5円とすると5億6,700万円)で、建設期間は約3年。.
エジプトではカイロやアレキサンドリアの二大都市にいろいろなことが集中していることもあり、全国各地に国立博物館をつくろうという動きがあり、その一環で建設されたらしいです。
スエズ博物館の展示-スエズ運河だけではない有史から今日までの歴史
展示は、有史以前から現代にいたるまでのスエズの歴史にスポットをあてています。
スエズは古くから交易やメッカ巡礼の中継点として、また鉱業の採掘地として栄えてきました。こうした歴史を知ることができます。もちろん、古代エジプトやスエズ運河についても紹介されています。
ちなみに、スエズ運河は、地中海と紅海を結ぶ運河で1869年に開通しました。全長は193km。知らなかったのですが、古代にもルートこそ違うようですが、紅海とナイル川を結ぶ運河があり地中海と紅海はつながっていたようですね。
この博物館は、比較的新しく、私たちが見慣れている博物館の展示らしい展示となっていました。
外国人観光客はもちろん、他に入館者はおらず、係員が電気をつけながら案内してくれるような感じで入館者はかなり少なさそうでした。
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スエズ博物館へのアクセス・行き方
スエズにはカイロから鉄道やバスなどの公共交通機関で行くことができます。私は車をチャーターして行きました。カイロ市内から約2時間でした。
ひとこと
スエズ運河が見たくてスエズに行ったのですが、たまたまこの博物館を発見しました。日本人を含む外国人観光客にはあまり知られていないでしょうし、ここを訪れる人は少ないようです。
ちなみに、スエズ運河は見られませんでした。どうやらセキュリティ上の理由で運河に近づけないようです。近づけたとしても写真はNGでしょう。
info
National Museum of Suez
- 訪問日: 2018年1月8日
- 開 館: 2011年5月
- 入館者数: -
- 所在地: エジプト・スエズ(23-Jul, Suez Governorate)
- アクセス: カイロから車で2時間程度
- 入館料: 80エジプト・ポンド(大人・個人・当日・外国人)。※カメラ持ち込み料が別途必要
- 開館時間: - (8~17時?)
- 休館日: -
- 公式サイト : 不明
※公式サイトが不明でしたので、情報は私の体験や海外の新聞サイトなどを参考にまとめています。
【姉妹サイトの投稿記事】
訪問した日の旅行記です。