デ・ヤング美術館/de Young Museum:立地、行き方、展示、見どころ、感想、最新情報など
ここは美術館であるのは確かなのですが、いわゆる美術館とはコレクションの方向性が少し違っていて、人類学的な視点の美術館ともいうべきところかと思います。美術好きなら、この美術館を訪れるのはとても良い時間が過ごせるのではないかと思います。
デ・ヤング美術館の場所、行き方
デ・ヤング美術館はゴールデン・ゲート・パークにあります。カリフォルニア科学アカデミーの向かい側です。観光客にはダウンタウンからだとタクシーやUberが便利かもしれませんが、バスで行くことも十分できると思います(私はバスで行きました)。
とても気持ちの良い空間の美術館
2005年に現在地に新しい建物でリニューアル・オープンしたとのことです。このこともあり、作品とじっくり対話できるとても気持ち良い空間となっているのかもしれません。があるようではなかったですが
アメリカ絵画の歩みと文化人類学的な美術・工芸が充実
超有名有名作家の作品がいっぱいあるような美術館ではないですが、コレクションには特徴があります。美術館としてはすこし興味深いコレクションを行っているといった方が正確かもしれません。
アメリカ絵画に関する作品展示はまさに美術館という感じなのですが、アフリカやオセアニアなどの工芸品の展示がとても充実していました。これは私にはとても新鮮な体験でした。文化人類学的な観点から見ても興味深いのではないでしょうか。また、テキスタイルの展示もこの館の特徴のようです。
テオティワカン文明の企画展
企画展として、テオティワカン文明の展示をやっていました。かなり充実した展示内容で、よかったです。日本でやったら大混雑でゆっくり見られなかったでしょうが、比較的、ゆっくり見ることができました。
この企画展は、日本なら美術館ではなく上野の科学博物館(科博)でやりそうな内容でした。こうした点にもこの館の特徴が表れていると思います。
絶景の展望スペース
ここの展望台からの見晴らしもとてもよかったです。この美術館に行ったらぜひ訪れるべきかと。
フレンドリーなスタッフ!
そうそう、受付の方がとても親切な方でした。
ここのチケットで、少し離れたところにあるリージョン・オブ・オーナー美術館も見られることを教えてくれたり、帰る時に楽しめたかとか声をかけてくれたり、展望台は見逃してないかなどととてもフレンドリーに声をかけてくださいました。もしかしたらボランティアの方だったかもしれません。とても気持ちの良い方でした。
※おことわり
カメラのSDカードに不具合が発生し、撮影したものがダメになってしまいました。そのため画像をアップできません。申し訳ありません。正直ショックでした…。
info
de Young Museum
- 訪問日:2017年11月15日
- 所在地:アメリカ・サンフランシスコ
- 開 館:1895年
- 入館者数:140万人(2016年。リージョン・オブ・オーナー美術館との合算)
- 入館料:15ドル(個人・大人・当日)
- 公式サイト : http://deyoung.famsf.org/
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訪問した日の旅行記です。