ビートルズ・ストーリー/The Beatles Story:見どころ、概要、アクセス・行き方、展示、感想など
ビートルズ・ストーリーは、ビートルズの出身地・リバプールにあり、まさにその名のとおり、ビートルズの歩み、軌跡を紹介している記念館です。
ビートルズ・ストーリーの概要
ビートルズ・ストーリーは、アルバート・ドックにあります。近くには、テート・リバプール、マージーサイド海事博物館、国際奴隷博物館、リバプール博物館やウォーター・フロントの再開発でできた商業施設などがあり、リバプールの一大観光スポットになっています。
設立の経緯など詳細はわからないのですが、開館は1990年5月1日で、2008年にリバプールの鉄道やバスなどの公共交通機関を運営するマージートラベル(Mersytravel)が800万ポンドでこの記念館を購入したそうです。
入館者数は、2015年までに100か国以上から400万人以上。2017年は306,241人で、前年比7.5%増ということです。約30万人のうち80%は外国からのツーリストというのもすごいです。さすが世界中のビートルズ・ファンのメッカですね。
ビートルズ・ストーリーの見どころ、展示
オーディオ・ガイドを聞きながら見学するのが基本です。利用料金は入館料に含まれています。12か国語対応で、日本語もあります。
展示は、時系列になっていて、ビートルズ結成前の少年時代からバンド結成、デビュー、活躍、解散、その後の歩みまで、ビートルズの軌跡がわかるように構成されています。見どころは、たくさんありますが、キャバーン・クラブや録音スタジオなどの再現や映画「イエロー・サブマリン」の潜水艦などは誰にでもわかりやすく楽しめると思います。また、ジョン・レノンの眼鏡をはじめ、メンバーゆかりの品も展示されていて、ファンにはたまらない場所であることは確かでしょう。数は多くはないのですが、要所要所で映像も展示されていて、とても効果的でした。
どの展示もとても面白く見ることができましたが、個人的には、展示としてはなんということはないのですが、インドのビートルズやルーフトップ・コンサートが特に印象深かったです。
近くに分館があります。オープンは2014年のようです。場所はPier Headでリバプール博物館の近く。歩いて4、5分といったところです。そちらでは、British Invasionというイギリス音楽のアメリカ進出に関する企画展的な展示が行われていました。これは「Curated by the Grammy Museum」となっていたので、アメリカのグラミー賞博物館の企画なのかもしれません。
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ビートルズ・ストーリーへのアクセス・行き方
ローカル鉄道Merseyrailのウィラル・ライン(Wirral Line)のJames Street 駅から歩いて5分ぐらい、Liverpool Central駅からは15分、Liverpool Lime Street駅だと歩いて20分ぐらいです。
ひとこと
大きな記念館ではないので、さっと見終わる方も少なくないかもしれませんが、好きな人は、きっとオーディオ・ガイドを聞きながらじっくり見て楽しむことができると思います。
info
The Beatles Story
- 訪問日: 2017年12月5日
- 開 館: 1990年5月1日
- 入館者数:306,241人(2017年)
- 所在地: イギリス・リバプール(Britannia Vaults, Albert Dock, Liverpool, L3 4AD)
- アクセス:ローカル鉄道Merseyrailのウィラル・ライン(Wirral Line)のJames Street 駅から徒歩5分程度、Liverpool Central駅から徒歩15分程度、Liverpool Lime Street駅から徒歩20分程度
- 入館料: 16.95ポンド(大人・個人・当日) 各種割引制度あり
- 開館時間: 夏期(4-10月) 9時から19時(20時の場合もあり)、冬期 (11-3月)10時から18時 ※時期により開館時間が異なります。HPでご確認ください
- 休館日: 12/25-26 ※不定期に休みがあるようです。HPでご確認ください
- 公式サイト : https://www.beatlesstory.com/
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訪問した日の旅行記です。