メトロポリタン美術館 - 美術の教科書のような美術館 

メトロポリタン美術館/The Metropolitan Museum of Art:概要、歴史、展示、見どころ、アクセス・行き方、感想、最新情報など

厳密にいうと、私が行ったのは、The Met Fifth Avenue。ここが本館で 他にThe Met Cloisters(メット・クロイスターズ)とThe Met Breuer(メット・ブロイヤー)という2つの分館があります。これら3つを合わせて、年間入館者数はなんと670万人(2016年)!ルーブル美術館に続き世界で2番目の美術館です(2017年は700万人とさらに入館者が増えてます)。

 

The Metの歴史・ミッション

メトロポリタン美術館は、1870年4月13日に創設されました。その目的は、ニューヨークに美術・芸術の殿堂(ミュージアムとライブラリー)を設立・運営し、美術・芸術の研究や製品・実生活への応用などを振興し、広く教育普及することにあるようです。

to be located in the City of New York, for the purpose of establishing and maintaining in said city a Museum and library of art, of encouraging and developing the study of the fine arts, and the application of arts to manufacture and practical life, of advancing the general knowledge of kindred subjects, and, to that end, of furnishing popular instruction.

2015年にはこの目的を再確認するとともに、人々の創造性・知識・識見に資するためすべての時代や文化の重要な作品を収集・研究・保存・公開することを宣言しています。

The Metropolitan Museum of Art collects, studies, conserves, and presents significant works of art across all times and cultures in order to connect people to creativity, knowledge, and ideas.

本当にこのミッション・ステートメントのとおりで、メトロポリタン美術館では、あらゆる時代のあらゆる文化の芸術・美術・工芸に出会うことができます。

美術館は、開館時は現在よりも少し南の681 Fifth AvenueのDodworthビルにあったようです。その後、短期間の間、128 West 14th StreetにあるDouglas Mansionに移ったようですが、1880年3月には現在地に移転しました。以来、拡張を続け現在に至っています。

このエントランスの階段は映画やドラマで見ることも多いですね。なんかいい感じのところです

世界各地のあらゆる時代の素晴らしい作品の数々に出会える

収蔵作品は300万点に及ぶそうです。洋の東西を問わず、人類の歴史すべて、太古の昔から現代まであらゆる作品を収集し展示しています。

この美術館のすごさは私ごときがどうこう言えるレベルではなく、見どころだらけで見ごたえたっぷり。ただひたすら感動・感激です。美術の教科書というか美術史のテキストから抜け出してきたかのような作品の数々に出会えます。

日本関係の美術品もとても充実して、ここも見どころだと思います。ただあえていうなら浮世絵は、もう少しだけどうにかならないかなと思いました。浮世絵は光に敏感で展示期間が限られ所蔵していても出せないとかいろいろあると思いますが…。

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恐るべき教育普及プログラムの数

“What’s On Today”という当日の教育普及プログラムを一覧できるリーフレットを見ると、スゴイです!10時台には、Toddler Storytime in Nolen Library, Museum Highlights, Masterpiecies of the Middle Ages, Museum highlights in Chineseなどの4つのプログラムが行われます。11時台は10、12時台は6、13時台は4、14時台は4、15時台は6、16時台は1、合計35プログラムが行われていました。英語以外のハイライトツアーは中国語、フランス語、韓国語、ドイツ語、日本語、スペイン語、ロシア語の7か国語もあります。本当に驚きです。

美術館と社会のかかわりも見える「オーシャンズ8」

2018年8月(アメリカでは6月)に、映画「オーシャンズ8」が公開されました。その舞台はメトロポリタン美術館!外観だけではなく館内も使って撮影もされていて、興味深く拝見しました。

美術館でのパーティーなどアメリカの文化というか、美術館と社会とのかかわりを垣間見ることもできます。パーティーのためにMETに入っていくシーンにはたくさんのアメリカのセレブ(私はほとんど知らない人ばかりでしたが)も出演しているようで、なかなか豪華な雰囲気でした。

「オーシャンズ8」のパーティー会場として登場していました

作品自体、けっこう面白かったです。

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美術館と社会とのかかわりだったり、ステータスといったものも垣間見える作品です。アン・ハサウェイはきれいですし、個性的な女優さんもいて気軽に楽しめます

The Metへのアクセス、行き方

バスで行くのも便利ですが、観光客には、地下鉄で行く方が気が楽かもしれません。地下鉄だと4、5、6番線 86th Street駅などから徒歩10分程度です。

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分館:The Met CloistersとThe Met Breuer

The Met(メット)といえば、一般的には本館のThe Met Fifth Avenueのことをいいますが、2つの 分館があります。The Met Cloisters(メット・クロイスターズ)とThe Met Breuer(メット・ブロイヤー)です。

The Met Cloisters

メット・クロイスターズは、1938年にオープンした分館で、中世ヨーロッパの美術と建築にスポットがあてられています。

場所はマンハッタン島の北の端にあります。地下鉄A線190th Street駅から徒歩10分ぐらいのようです。住所は99 Margaret Corbin Drive, Fort Tryon Park

The Met Breuer

メット・ブロイヤーは、2016年にオープンした分館で、近現代美術の美術館になっています。ここは以前、ホイットニー美術館だったというユニークな経歴を持つ建物です。建築設計は、バウハウス出身のMarcel Breuer(マルセル・ブロイヤー)ということですから、建築という視点からも美術館を見たい人にもいいかもしれません。

メット・ブロイヤーは、メット本館から歩いて10分弱。住所は945 Madison Aveです。

最新情報

TEA(Themed Entertainment Association)の調査のよると、2017年の入館者数は700万人で、全米のミュージアムで第1位の入館者だったようです。

ひとこと

じっくりみたら何日もかかるメトロポリタン美術館。ぜひ時間をたっぷりとってゆっくり見たいところです。何度訪れても新たな発見があるに違いありません。

info

The Metropolitan Museum of Art

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訪問した日の旅行記です。