アフリカン・ディアスポラ博物館/Museum of the African Diaspora(MoAD):概要、歴史、立地、行き方、展示、見どころ、感想、最新情報など
SFMoMAやジューイッシュ現代美術館の近くにあります。
Disporaの意味はもともとはバビロン捕囚後のユダヤ人の離散のことをいうようですが、小文字のdisporaになり元々住んでいた国を離れて移住することとか移住者とかその文化を指すようになったようです。
名前からもわかるようにアフリカの地を離れたアフリカ文化の美術館といえるように思います。現代美術を通じて世界中のアフリカを源流とする文化などについて広く理解を深めてもらうとともに伸張させるのが役割のようです。それをもう少しブレイクダウンし展示やプログラムのテーマにすると4テーマとなるようです。Origin, Movement, Adaptation, Transformation です。この4つのテーマはエントランスホールにグラフィック表示されています。
規模が大きな美術館ではないですが、アフリカ文化の広がりなどを知ることができる興味深い展示が行われていました。学校団体へのギャラリートークも行われていました。
ダイバーシティ(diversity:多様性)な社会であるから、またダイバーシティな社会であるために、ここやジューイッシュ現代美術館など民族的なアイデンティをベースとしたミュージアムが大切なのかもしれませんね。
地図
info
Museum of the African Diaspora(MoAD)
- 訪問日:2017年11月17日
- 所在地:アメリカ・サンフランシスコ
- 開 館:2005年
- 入館者数:-
- 入館料:10ドル(個人・大人・当日)
- 公式サイト: https://www.moadsf.org/
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