アルカトラズ島刑務所/Alcatraz:概要、歴史、立地、行き方、展示、見どころ、感想、最新情報など
アルカトラズ島がミュージアムなの?という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、記念性のある展示施設だと思いますので、広い意味でのミュージアムとご理解いただければと思います。それに日本でも「網走監獄」も博物館になっていますし。
世界一有名な刑務所
アルカトラズ島の刑務所は、世界一有名な刑務所といっても差し支えないでしょう。
ここには、禁酒法時代のギャングのアル・カポネを収容していたり、「アルカトラズからの脱出」「ザ・ロック」などの映画の舞台になっていることなどからとても有名です。両方ともなかなか面白い映画です。
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早めの予約がベター
有名だけに人気が高いようで、フェリーの予約が直前だととれないこともあるようです。特に、夕方・夜間の時間帯は、サンフランシスコ市街の夜景がきれいにみられることから人気のようです。
サンフランシスコ湾内の小島
アルカトラズ島は、サンフランシスコ湾の中に浮かぶ0.076平方キロメートルの小島です。サンフランシスコ市街の2km強の沖合にあり、ここに行くにはフェリーに乗っていきます。このフェリー料金が実質的に入場料(入島料)となっています。この島は、現在、ゴールデン・ゲート国立レクリエーション地域の一部とのことです。
連邦刑務所として凶悪犯を収容
1934年から1963年まで連邦刑務所として凶悪犯を収容していたそうです。その前は軍事要塞であったり軍事刑務所であったようです。連邦刑務所としての役割を終えた後、多少のすったもんだがあったのち、1973年から一般公開されています。
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オーディオガイドを聞きながら巡る
島に着くと、オーディオガイドを無料で借りることができます(フェリー料金に含まれています)。日本語もありますので、便利です。
ここもそうですが、オーディオガイドは、欧米のミュージアムではかなり定番的な人気があります。入館料の中に含まれていて、追加料金なしに貸してもらえるところもあります。少しまどろっこしく感じることもなくはないのですが、説明を聞くと、当たり前ですが、理解が深まります。
ガイドツアーもあり
参加はしなかったのですが、レンジャーによるガイドツアーもあります。これはなかなか面白いらしいです。
脱獄や暴動もあり
オーディオガイドでは、各所の説明のほかに、脱獄のことなども説明してくれます。脱獄がけっこう多く試みられたというのは驚きでした。暴動などもあったようですが、日本の刑務所ではそのようなことは聞かないような気がします。あるのでしょうか?
刑務官(看守)の家族も住んでいた!?
もう一つ驚いたのは、家族でこの島に住んでいる看守さんもいて、子どもたちも暮らしていたことです。宿直とかはあるにしても囚人と刑務官だけしかいない島だと思いこんでいました。怖くはなかったのでしょうか?
オーディオガイドではこの島で子どもを時代を過ごした方の思い出を聞くこともできます。
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展示コーナー、ミニシアター、ショップなどもあり
実際の刑務所を見るだけでも迫力があってすごいのですが、ミニ・シアターや小さいですが展示コーナーやもありますので、そこも見ておいて損はないと思います。
ショップもありますので、お土産も購入できます。
info
Alcatraz
- 訪問日:2017年11月16日
- 所在地:アメリカ・サンフランシスコ
- 開 館:1973年
- 入館者数:-?
- 入館料:37.25ドル(個人・大人・事前予約)
- 公式サイト : https://www.nps.gov/alca/index.htm
- フェリーの予約 : https://www.alcatrazcruises.com/
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