ジェムソン蒸留所(ジェイムソン蒸留所)/Jameson Distillery Bow St.:見どころ、概要、歴史、アクセス・行き方、展示、感想など
アイリッシュ・ウイスキー生産量世界一を誇るジェムソン(ジェイムソン)。その創業地にある体験と見学の施設です。
アイリッシュ・ウイスキー「ジェムソン」の歴史
ジェムソン(ジェイムソン)のボウ・ストリート蒸留所は、1780年に操業を開始し1971年までおよそ200年間アイリッシュ・ウイスキーづくりが行われていました。現在、ジェムソンは、アイルランド南部のコークというところで生産されています。
ジェムソンは、順調に成長し1805年にはウイスキー生産量世界一になったようですが、その後、アイルランド国内での禁酒運動、アイルランド独立の影響によるイギリスへの禁輸、アメリカの禁酒法などの影響を受け、その道のりは平坦ではなかったようです。
ジェムソン・ボウ・ストリート蒸留所での見学と体験
かつて生産量世界一を誇ったジェムソンのボウ・ストリート蒸留所ですが、現在は、体験と見学のための施設となっています。
基本は、ガイド・ツアー形式での体験と見学。所要時間は約40分です。そのほかに、樽出し体験、ブレンド体験、カクテルづくり体験、飲み比べテイスティング体験などのコースもあります。
ガイド・ツアーでは、体験しながらウイスキーの製造過程を知ることができます。ロースト前と後の大麦比較、スコッチやバーボンとの飲み比べなどなかなか興味深い体験ができました。ショップやバーもありますので、お土産を購入したり、ジェムソンを楽しんだりするのもいいかもしれません。
お酒好きには、ギネス・ストアハウスとともに、ぜひ訪れたい場所の一つでしょう。
なお、ガイド・ツアーは英語だけで、日本語はなかったです。また、工場見学的な施設の場合、日本だと一般的に無料ですが、ここは有料で、コースによって料金の違いがありますが、基本のガイド・ツアーは当日購入で20ユーロでした。入場料には、バーで1杯飲める試飲券がついていますし、見学途中の試飲も考えると、安くはないかもしれませんが、高くもないような気がします。
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ジェムソン・ボウ・ストリート蒸留所へのアクセス・行き方
路面電車LUASのレッド・ラインSmithfield駅が最寄り駅になり、徒歩2分程度です。ただ少し奥まったところにあって見つけにくいかもしれません。私は入り口がわからず周りをグルグル回ってしまいました。煙突を目指すのがいいかもしれません。ギネス・ストアハウスからだと歩いて15~20分ぐらいのようです。
info
Jameson Distillery Bow St.
- 訪問日: 2017年12月3日
- 開 館: -
- 入館者数: -
- 所在地: アイルランド・ダブリン(Bow St, Smithfield Village, Dublin 7, Ireland)
- アクセス: 路面電車LUASレッド・ライン(赤線)のSmithfield 駅から徒歩2分程度
- 入場料: 20ユーロ(大人・個人・当日) オンライン事前購入割引制度あり
- 開館時間: 日-木 10時から18時、金・土 10時から19時。バーとショップはそれぞれプラス1時間
- 休館日: 年中無休のようですが、ウエブ・サイトをお確かめください
- 公式サイト : https://www.jamesonwhiskey.com/en-EN/visit-us
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訪問した日の旅行記です。